【ちっちゃな種】追跡調査が始動
ちっちゃなつぶ。
このシルバーの器に1000粒も入っているなんてなかなか信じがたい。
小指の先に何粒付いてるのか数えるのも目がしんどくなってしまいそう。
小さな小さな、いのちのはじまり。
さて、これはとある植物の種なんですが、いったい何の種でしょうか。
例年であれば母の日あたりに出荷を迎えるお花です。答えは咲くまでのお楽しみ。
少しずつ大きくなるのをじっくり観察していきたいと思います。
こちらの植物、今までは「育苗箱」というトレーに種を蒔いて発芽したものをポットに植え替えていたのですが、今年はポットに種を直蒔きする方法を試しています。
さてさて、どうなることやら。
もし上手く生産できれば、今までよりも細かく分けることができるようになるので、大切に育てていきたいです。しっかり芽吹くのだぞ。
11月に蒔いたシクラメンは子葉が力強くなってきました。
そろそろ本葉が出てくる頃です。
この小さな苗を年末に向けて7寸~4寸へと育てていきます。
花越のシクラメンの種蒔きは大鉢用、4寸変り咲き系とミニ用、ガーデン用の計3回。
7~6寸用と5寸用に種を蒔き分ける方法もあるのですが、わたしたちは種のポテンシャルに合わせて最終的な鉢の大きさを決める方法を採用しています。
3月のポット上げはスタッフ総出で植替え祭り。
個人的に楽しみにしている年間ビッグイベントのひとつです。
赤く色づいたオレガノ”ミルフィーユリーフ”も少し温かいお部屋へ移動。
寒さに当たってきゅきゅっと締まった株になっています。
温かくなってくるとこの色も抜けてグリーンになってしまうから不思議。
出荷までもう一息。
こちらはビオラ”ラブラドリカ”。
渋い色の葉っぱに小さな紫色のお花がちらほら。
こちらも温かいお部屋に移動したので、咲き進んでくるかしら。
3~5月に花盛りを迎えます。
寄せ植えに使っても良いですし、こぼれ種で増えるので地植えでグランドカバーにしても素敵。
あと少しお花が溜まってきたら出荷のタイミング。
花越では『寄せ植えに使いやすいこと』が生産するうえで重要なポイントとしてとらえています。
細かくて繊細な寄せ植えを作りたい。
根っこはなるべく傷つけたくない。
安心して使ってほしい。
あの子と合わせると実はかわいい。
そんな思いから、ぱかっと分けやすいように仕立てたり、細いポットで育てたり、ちょっと地味にも思えるお花や葉っぱをチョイスしています。
生産の合間にも寄せ植えを作りたいなぁ。
冷え込みが落ち着くのが楽しみでなりません。
うずうず。わくわく。
ではまた。
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